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「新型うつ」は病気か?それとも...。Vol.6

前回ご紹介した「脳科学研究センター」の加藤先生は、企業に提出する診断書の書式の改良を提案されています。企業

が求める診断書に「大うつ病」「双極性障害」「気分変調性障害」「適応障害」といった疾患分類が記載項目として示

されている書式や、詳細な症状が記載されていたりすれば、”医師”、”患者”、”企業”の三者で病状の把握が的確にできる

ようになります。前回の例のように、玉虫色のクライアントが出現することはなくなるのです。

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例えば会社では働けないが、家では日常生活が普通に送れる。という患者さんだとすれば、「大うつ病」とは言えないし、仕事の内容や量よりも職場の人間関係に問題があることは誰でも理解できると思います。

残業が多いとか、激務が続いている。といった業務内容よりも、直属の上司と会いたく無い。とか、その部署に居るだけで、発汗し、呼吸困難になる。となれば、企業側も改善する方向に働きかける可能性が出て来ます。

職場環境が改善されれば仕事に復帰するのも早くなるわけです。つまり、病院での治療よりも社内の人事異動の方が良い治療薬にンある場合が多々あるのです。医師にとって、定型以外の書式での診断書作成は、手間がかかりますが、医師、患者、企業の三者が納得できる診断書ならば、今後の治療にもおおいに役立つものなのです。

「新型うつ」などという曖昧な病名をここまで世間に広めてしまった要因の一つは医師の側の混沌とした状況だと言えます。うつ病は新型と従来型に大きく分けられますが、そういった体系別の治療法なども分類し、診断書にも付記することで、前出の三者が夫々に納得できる対処法を用いることができるのだと考えます。

 

 

再三記してきましたが、こうして分析が進むと益々「新型うつ」の立場は追い詰められ、病気として認めてもらえない

方向に進んでいますが、やはり、どんな病名が付記されても「新型うつ」は病気なのです。薬物もあまり効果を示さな

い、症状は軽く見えるが、非常に治りにくいうつ系の病気なのです。従来型のうつ病ならトラウマなども命に関わる事

が原因だったりしますが、今の若者は「そんなことぐらいで…。」と笑われてしまうような事でもトラウマやPTSDを

引き起こすのです。この点については次回に記したいと思います。(つづく)

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